東京都でもスギ花粉の飛散が始まり、SNSでも花粉症の症状を訴える人が増えています。
スギ花粉症では鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状がみられます。
これらの症状は仕事や学業の効率低下、睡眠の質の低下などにつながることが知られており、生活の質(QOL)に大きく影響します。
適切な治療を行うことで症状を軽減し、日常生活への影響を抑えることができます。
🌸 スギ花粉症は「早期治療」が重要

スギ花粉症は、花粉の飛散初期から治療を開始することで症状を軽減し、重症化を防ぐことができます。
例年症状が出る方は、症状が強くなるまで我慢するのではなく、早めに治療を開始することが勧められます。
💊 花粉症の主な治療

現在の花粉症治療では次のような薬がよく使用されます。
- 鼻噴霧ステロイド(点鼻スプレー)
- 抗ヒスタミン薬(飲み薬)
- 抗アレルギー点眼薬(目薬)
特に鼻噴霧ステロイドは効果が高く、花粉症治療の基本となる薬です。
⚠️ 注意
血管収縮薬を含む市販の点鼻薬を長期間連用すると、かえって鼻づまりが悪化する「薬剤性鼻炎」の原因になるため注意が必要です。
🏠 生活上の花粉対策
薬物療法とあわせて生活上の対策も重要です。
有効とされる対策:
- マスクや花粉症用メガネの着用
- 花粉が付着しにくい表面が滑らかな上着を選ぶ
- 帰宅後は玄関で上着を脱ぐ
- 室内をこまめに掃除して花粉を減らす
💉 重症花粉症には新しい注射治療も
最近では、重症のスギ花粉症に対して「オマリズマブ」という生物学的製剤(アレルギー反応を抑える注射薬)が保険適用となりました。
一定の重症基準など条件を満たす場合に使用される治療であり、専門医への相談が勧められます。
一方で、シーズン中の症状を抑える目的で行われる全身性ステロイド注射は、副作用の観点から推奨されていません。
🛡 花粉症は予防できる?
最近の研究では、発症していない段階からマスクや眼鏡で花粉曝露量を減らすことが、花粉症発症リスクの低減につながる可能性が示されています。
つまり、
👉 花粉を「吸わない・入れない」
👉 体内に入る花粉量を減らす
ことが予防の観点でも重要と考えられています。
✔️ まとめ
スギ花粉症は早めの対策で症状を軽くできます。
- 飛散初期から治療開始が重要
- 点鼻ステロイドが治療の基本
- 生活対策の併用が効果的
- 重症例では新しい注射治療も選択肢
最近は市販薬の選択肢も増えており、忙しい方は市販薬で早めに対処するのも一つの方法です。
症状が強い場合や十分な効果が得られない場合は、医療機関での相談をお勧めします。


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